こんにちは。

きものぷらねっとの黒石直子です。

先日、お誘いを受けて第回50回記念の不白敬和会茶会に行ってまいりました。

 

この時期、着物でおでかけのとき迷いませんか。

晴れ気温28度の天気予報ですから迷いました〜。

薄物着ちゃおうかしら・・・麻はやっぱりやめた方がいいわね・・・

でも、お茶席ですからやっぱり単衣にきめました。

 

お呼ばれの立場で伺うのでお洋服の方もいらっしゃるでしょうし

あまり気にしなくてもいいわよね?そう思ってみたものの、やっぱりね。

 

それでこの時期のお茶席にはどうかしら?とも思いましたが、こちらの江戸小紋に決めてしまった〜

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ずっと秋単衣のイメージしかなかったこの着物でしたが

じ〜〜っと眺めていたら

あらっ。

水無月に見えてきた〜

京都で6月30日に行われる夏越の祓(なごしのはらえ)

夏の厄払いに食べるといわれる三角の形をした和菓子水無月です。

鱗文様なんですが、色目が小豆を連想させたのかもしれませんね。

コレに決めてしまおう!となりました。

 

そして当日の皆様のお着物はというと

チラホラと薄物、麻紬、紗合わせもありという感じでした。

感想として結局のところこの時期、単衣の色無地がやっぱり無難で最強ですね。

 

長蛇の列ができていて、お席入りを待つ時間がなが〜〜〜い。

でもね、お庭の若わかしい緑を愛でながらふ〜〜っとリラックスできたんです。

瓦屋根を愛でるのも好きなのです。

大きく広がる青空に描かれるあの曲線に惚れ惚れ。

 

風が吹き抜けて心地よい時間を満喫しました。

 

ほんとに大勢のお客さまでいっぱいでしたのでビックリでした。

でも待ち時間が長かったおかげでお寺の良い気を沢山いただくことが出来たようです。

帰宅しても疲れなし!

あんなに待たされたのにスッキリした気分に。

多分待つことにイライラしていたらそう感じることはなかったかも。

ご一緒してくださったHさんも穏やかでステキな先輩だったからかもしれません。

イライラ待っても1時間、ゆったりとした心持ちで待っても同じ1時間ですものね。

 

3席しか伺えませんでしたが、趣向を凝らしたそれぞれのお席を満喫して

リフレッシュできた一日となりました。

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

それでは、また。

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この記事を書いた人

黒石直子

ご縁をいただき、東京大田区を中心に着付け師として活動中

古いものを活用して気軽な着物を楽しみながら、南久が原の自宅一階で ”喫茶室きもぷら・着付けレッスン・ミニイベント・ワークショップなどを開いて交流を愉しんでいます。

<国家資格 一級着付け技能士 美容師免許>