こんにちは。きものぷらねっとです。

 

数年前に買ったリサイクルのこの帯

一度も締めていないのです。

 

青磁色ともエメラルドグリーンともいえるような

紬地に魅せられたのだけれど

この名古屋帯の魅力は、

手描きの大きな牡丹柄だとあとで気がづいた。

 

この牡丹がグリーンを綺麗に見せてくれているともいえるかしら。

 

毎年春近くなると

今年こそ締めて出かけよう!

と思っているのだけど

どうもその時をはずしてしまうんです。

 

さくらも終わった〜それっ!

というときにはこの帯に手が伸びない。

 

あちこちで花が咲き誇りだしてしまうと

また、手が伸びないんですよね〜。

 

そう繰り返しているうちに

この牡丹の花が

私じゃない人のところへ

嫁ぎたがっているような気がしてきました。

 

きっとそうなのね。きっと。

 

嫁ぎ先を探してあげることにします!

 

 

この記事を書いた人

黒石直子

たくさんのありがたいご縁をいただき、東京大田区を中心に出張着付け師として活動してまいりましたが、誠に勝手ながら2023年9月よりリピーター様とそのご紹介様に限り着付けのご予約を承らせていただいております。ご理解いただけますようお願い申し上げます。

“心も身体も軽やかに“
古いものを活用して気軽な着物や手仕事、珈琲、抹茶、中国茶、紅茶、薬草茶、を楽しみながら、南久が原の自宅一階レンタルスペースでミニイベント・ワークショップなどで交流を愉しんでいます。お喋り喫茶室きもぷらも不定期開催中。マンツーマン着付けレッスンも引き続きご予約受付しております。それぞれご興味湧いた時にお問い合わせください。お会いできる日を楽しみにお待ちしています。

<一級着付け技能士 美容師免許>