こんにちは、おそのです♪

和裁は、麻の長襦袢の仕立てを途中で諦めて

先生に仕立てあげていただいた落第生なんですが、

どうも興味が尽きない性格で・・・

キモノを解いて洗い張りする体験に参加してきました。

 

場所は、大田区にある「昭和のくらし博物館。」

大田区以外、他県からの参加者が多く20名ほどの女性でわいわいと張り作業。

初めて見た布海苔。

煮溶かして布袋に入れてのりを降り出します。

洗髪にも使っていた時代があったそうです。

なるほど、手がすべすべしましたよ。

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絞ってはいけないので、パシャパシャしてけっこう大変!

濃さも物によって調整します。

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まずは【伸子張り】

きものを解いて洗って裁つ前の型に縫い合わせたものを張ります。

今回は、時間短縮のため博物館で予め用意したものを使いました。

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ヒゴに針のついたような伸子(しんし)を布の裏、耳にそって打っていきます。

布目が真っ直ぐになるように打つのは難しいけれど、嫌いでない作業かも♪

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表にひっくり返して布海苔を刷毛で引いていきます。(写真は別の布』

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乾くまで待ちま〜す。

 

次に【板張り】

各自持ち寄った布を洗ってから布海苔をしみこませて

板に広げて、ブラシで布目を整えながら張り付けます。

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乾くのを待つ。

昔、ガラス窓にハンカチを張り付けてパリっとさせたりしませんでした?

昭和のお話しです(^_^;)

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張手棒と糊刷毛。

 

祖母が板張りをしているところを見た記憶はないのですが

この道具と板は見かけたような気がします。

今では、丸ごと家で洗えるキモノも布団もありますが

キモノや布団をこうして家庭で洗い張りして

綿を入れ替えて、仕立て直して再生。

気持ち良く暮らすために手を動かしてきた時代に思いを馳せたひととき。

 

キモノに限らず何でもそうかも知れませんが、

手入れについてはお金をかけるか手間をかけるかですね。

 

長い板を手に入れて実行してみるという意欲的な方もいらっしゃいましたよ!

 

う〜〜ん、私はキモノの解きから、ぼちぼちと。

 

*今日も最後までありがとうございました。それではまた〜*

 

 

この記事を書いた人

黒石直子

たくさんのありがたいご縁をいただき、東京大田区を中心に出張着付け師として活動してまいりましたが、誠に勝手ながら2023年9月よりリピーター様とそのご紹介様に限り着付けのご予約を承らせていただいております。ご理解いただけますようお願い申し上げます。

“心も身体も軽やかに“
古いものを活用して気軽な着物や手仕事、珈琲、抹茶、中国茶、紅茶、薬草茶、を楽しみながら、南久が原の自宅一階レンタルスペースでミニイベント・ワークショップなどで交流を愉しんでいます。お喋り喫茶室きもぷらも不定期開催中。マンツーマン着付けレッスンも引き続きご予約受付しております。それぞれご興味湧いた時にお問い合わせください。お会いできる日を楽しみにお待ちしています。

<一級着付け技能士 美容師免許>