こんにちは、おそのです♪

秋といえば「菊」。

でも今は、「マム」という呼び名に変わってきたようですね。

「菊=仏花」のイメージを払拭するように、カラフルなマムを沢山見かけます。

「菊展」などで観る大輪の菊はゴ〜〜〜ジャス!

梅、竹、蘭とともに「四君子」といわれる貫禄。

 

おまんじゅうのように可愛い「饅頭菊」は

きものの柄としてアンティークな感じでいいですね。

尾形光琳の画風から「光琳菊」、縁起良く「万寿菊」とも呼ばれるけれど

やっぱり「まんじゅう菊」がかわいい。

 

これは何年か前に、一目見て気に入った菊の帯なんですが。

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初めて締めて出かける時、いつものようにぶっつけ本番

時間ぎりぎりで柄出しに失敗した想い出の帯です。

レトロな帯の手強さを知らなかった頃。。。。。

そんな想い出の帯でも好きは今でも変わりません。

 

長さも短めで柄つけが飛んでいる。

たれ先とお太鼓の柄を合わせようとすると

お太鼓が無地のところになってしまう?

長さも微妙なので何故か焦って

二重太鼓を諦めて普通のお太鼓にしてしまった。

それで収まったと思ったのが勘違いで

飛び柄が向かい合わせになっていたので

お太鼓に出た部分の柄が逆さまになってしまっていたんですね。

 

落ち着いて普通に締めればギリギリでもちゃんと二重太鼓になるのにね。

これで勉強したわたし。

飛び柄はなるべく避けよう。

いや、事前に締めてみましょう!

これはあたりまえですね?

 

 

持っているだけでも見ているだけでも幸せ気分になるんですよね。

好きな柄好きな布って。

きっと締められないかも、とわかっていても連れて帰ってしまうのね。

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*今日も最後までおつきあいありがとうございました。それではまた〜*

 

 

 

 

「あらっ〜!」

「菊の柄、葉が逆さまでは?」

 

この記事を書いた人

黒石直子

たくさんのありがたいご縁をいただき、東京大田区を中心に出張着付け師として活動してまいりましたが、誠に勝手ながら2023年9月よりリピーター様とそのご紹介様に限り着付けのご予約を承らせていただいております。ご理解いただけますようお願い申し上げます。

“心も身体も軽やかに“
古いものを活用して気軽な着物や手仕事、珈琲、抹茶、中国茶、紅茶、薬草茶、を楽しみながら、南久が原の自宅一階レンタルスペースでミニイベント・ワークショップなどで交流を愉しんでいます。お喋り喫茶室きもぷらも不定期開催中。マンツーマン着付けレッスンも引き続きご予約受付しております。それぞれご興味湧いた時にお問い合わせください。お会いできる日を楽しみにお待ちしています。

<一級着付け技能士 美容師免許>