こんにちは。

きものぷらねっとのおそのです。

 

出張着付けの日。

七五三の着付けで男の子5歳のお祝着は羽織袴。

お子様の着付けは簡単でしょう!

そんなことから、お母様の着付けは私が承り

お子様はご家族が着せてさしあげる。

そんなケースがときどきあります。

 

今はレンタル衣装屋さんで写真の解説の他に動画も配信しているので

スマホやアイパッドなどでチェックしながら着せてあげられますね。

 

私の頃は写真だけで見るしかなかった。

母と一緒にあーでもない、こーでもないとやって

そのうち息子がクネクネしだして

「しっかり立ってなさい!」なんてね。

 

ほんと、しっかりして欲しいのは、大人のほうですよね〜。

そんな昔を懐かしく思い出します。

 

今どきは、そんなシーンに育メンパパが参戦してます。

息子さん担当で大奮闘です(´∀`)

普段ネクタイを結ぶのは手慣れたものですが

袴の紐とは初対戦です。

 

何度も動画を覗きながら頑張ります。

「カッコいいぞ〜」

「苦しくないようにするからな〜」

そんなやり取りが聞こえてくるなかで

お母様のお支度をしている私は

もう、その光景が微笑ましくて微笑ましくてたまりません。

 

おばあちゃま、おじいちゃま、パパ、ママ、ご兄弟

みんなが声をかけたり、手伝ったりしては見守る。

 

人生そのもののようです。

大人たちに見守られて大きく成長するお子様。

 

 

やがて、そのお子様が成長して今度は親を見守る番になる時がくるのね。

帰り道そんなことを思いながら歩いていました。

 

今日に感謝して♡

この記事を書いた人

黒石直子

ご縁をいただき、東京大田区を中心に着付け師として活動中

古いものを活用して気軽な着物を楽しみながら、南久が原の自宅一階で ”喫茶室きもぷら・着付けレッスン・ミニイベント・ワークショップなどを開いて交流を愉しんでいます。

<国家資格 一級着付け技能士 美容師免許>