こんにちは、おそのです♪

出張着付けのときにお客様からよく素朴な質問いただきます。

「ひとりで着る時にもこんな風に補正して毎回着ているんですか?」

 

そうですよね〜。

紐やら何やら、やたらと小物をたくさん身につけるし

毎回大変だわ〜きもの着るのって!

と思われてしまっては着物に申し訳ないですね。

 

着崩れないために補正するというと

自分の身体は毎回大きく変わるものではないので

決まったパターンでできますね。

 

慣れてしまいますし。

 

そして、自分で着ると万が一着崩れても直せますよね。

 

 

私の場合、左右の胸の厚みが違うので

きものにシワがはいります。

それを気にするときはしっかりめの補正します。

 

お洋服のブラに例えてみると

AカップだけどBカップに見せたいときってありますよね?

お家でくつろぐのでソフトブラでOKとか。

 

はい。

着物にもいろんな状況があります。

 

着慣れていない方に

違和感を少なくするためのクッションとして。

 

着心地に安定感を出すためや

ふっくらとした感じにみせたい、

スッキリと見せた〜い!とかですね。

 

と、お洋服のファンデーションと同じに考えてみると

着崩れるって着物だけかしら?

と思えてきました。

 

もしかして、お洋服も着崩れていたりして?

気にしていないだけだとしたら

きものもそんな風に考えたら気が少し楽になりませんか?

着物を着るってことが。

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今朝、仕事に向かう道路の植え込みにずらっとならんだ見事な霜柱!

*最後までおつきあいありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

黒石直子

ご縁をいただき、東京大田区を中心に着付け師として活動中

古いものを活用して気軽な着物を楽しみながら、南久が原の自宅一階で ”喫茶室きもぷら・着付けレッスン・ミニイベント・ワークショップなどを開いて交流を愉しんでいます。

<国家資格 一級着付け技能士 美容師免許>