こんにちは♪

20140119-002609.jpg

格子柄はほとんど着ないのですが、これは、ひとめでキュ〜ン!

リサイクル店の中古品です。

実際は写真より、もう少しブルーが効いています。

”御召”のさらっとした着心地が好きです(^^)

昭和の人間だからでしょうか?!

今は流行らないのですね〜

 

 

先日14日まで銀座松崎画廊で開催されていた

「今甦る昭和のトップモード”御召”

〜谷博義コレクション〜すり〜Ⅲ」

 

御召のきものを沢山見られるわ!

と思い立ち寄らせていただきました。

 

 

20140119-144651.jpg

20140119-144747.jpg

20140119-150041.jpg

20140119-150103.jpg

 

 

大田区蒲田にある「丸や呉服店」の初代谷氏が

後世に残すため生前に蒐集を始めた裂地その数1700枚余り。

 

昭和30年前後といえば日常着が洋装に急激に変わり

化学繊維が大量生産され始めた頃。

絹織物を伝承するための貴重な資料となっているそうです。

 

今回は30年前後の蒐集裂地とその復刻御召。

それに合わせて友禅・日本刺繍・綴織・西陣織・押し絵帯との

コーディネートの展示がみられました。

若い男性の方もチラホラとお見かけしましたが

とても熱心なその姿に又次の世代に引き継がれていく

希望を感じました。

 

この展示のコーディネートで”押し絵帯”のもつ

浮き出た女性らしい意匠にはじめて出会ったわたし。

正確には違うのでしょうが

お正月の押絵羽子板の技法と同じようなんです。

今風に言うとデコる感じでしょうか?

それも違うかしら?

 

御召という織りのきものも様々あり、

トップモードとなることはないでしょうけれど

裂地として今も変わらない魅力を持ち続けているなあ〜と感じました。

覆刻御召はあかるく軽やかでした♪

 

*今日も最後までおつきあいありがとうございました*

この記事を書いた人

黒石直子

たくさんのありがたいご縁をいただき、東京大田区を中心に出張着付け師として活動してまいりましたが、誠に勝手ながら2023年9月よりリピーター様とそのご紹介様に限り着付けのご予約を承らせていただいております。ご理解いただけますようお願い申し上げます。

“心も身体も軽やかに“
古いものを活用して気軽な着物や手仕事、珈琲、抹茶、中国茶、紅茶、薬草茶、を楽しみながら、南久が原の自宅一階レンタルスペースでミニイベント・ワークショップなどで交流を愉しんでいます。お喋り喫茶室きもぷらも不定期開催中。マンツーマン着付けレッスンも引き続きご予約受付しております。それぞれご興味湧いた時にお問い合わせください。お会いできる日を楽しみにお待ちしています。

<一級着付け技能士 美容師免許>