着付けの仕事をしていると「お稽古にでも使ってください」と着物を譲っていただくことがあります。

持ち主であった方の手を離れて・・・何かのご縁で私のもとへ巡ってきた着物ですから

大事に活用させていただきます。

 

今では比翼仕立ての留袖が一般化していますが、本仕立てで白の下着を重ねて着る留袖を頂きました。

そして、一緒に頂いたこちらの留袖も珍しい。

比翼仕立てに直してあるようですが、振りの部分に紅絹がついていました!

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裾にはふきわたが入って仕立てられています。

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以前、紅白の下着を重ねて着る留袖があるというのを写真で見たのを思い出しました。
これは、その名残なのでしょうか?

着物の紅絹って…
はっ!として、とても目を引きます。

 

 

この記事を書いた人

黒石直子

たくさんのありがたいご縁をいただき、東京大田区を中心に出張着付け師として活動してまいりましたが、誠に勝手ながら2023年9月よりリピーター様とそのご紹介様に限り着付けのご予約を承らせていただいております。ご理解いただけますようお願い申し上げます。

“心も身体も軽やかに“
古いものを活用して気軽な着物や手仕事、珈琲、抹茶、中国茶、紅茶、薬草茶、を楽しみながら、南久が原の自宅一階レンタルスペースでミニイベント・ワークショップなどで交流を愉しんでいます。お喋り喫茶室きもぷらも不定期開催中。マンツーマン着付けレッスンも引き続きご予約受付しております。それぞれご興味湧いた時にお問い合わせください。お会いできる日を楽しみにお待ちしています。

<一級着付け技能士 美容師免許>