こんにちは♪
東京今週末は気温が上がるようですね。
梅園のお花もそろそろ見頃でしょうか〜
昨日から29日まで銀座かねまつホールで開催されている
「きものスタイリスト四人展」 に
ちょっとだけ立ち寄らせて頂きました。
衣装らくやPresents〜純国産きもの「倉渕紬」から作り出す世界〜
「本当に純粋な国産きもの」の発表にあわせて
衣装らくや店主の石田節子さんきものスタイリストの秋月洋子さん、
杉山優子さん、斉藤房江さん四人のスタイリングの世界も
見られるとあって楽しみにうかがいました。
きものスタイリストの師弟4人が一から企画した
倉渕紬にふれてきましたよ〜。
軽くて柔らか、美しい艶です(*^_^*)
上州の座繰り糸(ざぐりいと)を使って地機で織り上げていること。
また、何代にもにも渡って着られるように
座繰り糸に紬糸を一本、引き揃えという技法で入れることで
強度を高めて丈夫な反物になっていること。
きらきらと目を輝かせながら杉山優子さんが説明してくださいました。
杉山さんは170センチの長身!
パールのピアスと紬のきもの、明るい笑顔が印象的な素敵な方でした。
無地紬は光による色の陰影がとても魅力的でした!
着てみたい。
杉山さんの帯は連作で「月」がテーマ。
洋画の色をモチーフにされたとあって新鮮ないろの帯が並びます。
帯では珍しいビロードの市松地にど~~ん(^^)
コーディネートとして人が着て楽しむところまでを
想定しながら、糸から考えはじめたという倉渕紬は
スタイリストだからできる今まで無かった新しいかたち。
「日本の養蚕農家を残したい、守りたい」という
石田さんの思いを形にすることに尽力された作りての皆様、
繭の養蚕、座繰り糸作り手、染織、意匠、地機織り手の方々の
若い力にきものの未来を明るいほうへ導くパワーを感じました。
着る側のひとりとして
益々きものが愛おしく思え
グッと近づいてきてくれたように感じたひとときでした。
「移動らくや」さんのコーナーも併設されているので
もっとじっくり見たかったなあ〜と後ろ髪ひかれつつ・・・
*今日も最後までおつきあいありがとうございました*