こんにちは、おそのです♪

今朝一番に友人から嬉しいメールがとどきました。

そこに添付されていた多摩川土手からの富士山の写真で

ますます気分がアップです(´∀`)

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ところで、きものに興味を持って着ようかしら・・・と考えた時、

もしも汚してしまったらどうするの?

クリーンングにお金がすごくかかるらしいし・・・

業者さん言うなりの高い料金をとられそう・・・

そう考えただけでも、きものは面倒臭いからやめよう、

となってしまう方も多いんです。

 

張り切ってお誂えしたきものも、

なかなかタンスの引き出しからお出かけできない。

着たら汚れる、だから大事にしまっておく。

 

しまっているだけでも、きものは綺麗なままを

ずっと保っていられないのです。

 

タンスで綺麗より、きものは着て生かしてあげたいですね(^^)

 

悉皆というお仕事をしてくださるお店が町から消えてしまったので

自分と相性のいいお手入れ処を見つけるのは難しいですね。

 

周りに着ている人もいなければ、

相談出来る人もいない状況でしたらなおさらのこと。

なので今は、ネット通販の悉皆屋さんも頼りになる存在なのでしょう。

 

 

リサイクル着物を愛好するわたし。

潔癖性でないということもありますが、

とてもゆるいジャッジのお手入れできものと付き合っています。

 

着るものとして一緒にいる方へ不快感を与えないことが大前提であって

シミひとつ無いことをキープすることにとらわれません。

 

歳月が過ぎれば人の顔にもシミ・シワがでます。

 

以前ホテルの着付け室で見事なお振り袖をお嬢様がお召になりました。

準備の時に手にとったお振り袖には小さなシミが見られましたが

お祖母様がご準備されたそのお着物でお嬢様はキラキラ輝いて

周りのひとも笑顔です(^_^

 

振袖と街着のきものでは少し違うかも知れませんが

少なくとも着たら洗わなくてはという発想から脱して

きものとゆる〜くお付き合いするぐらいでいいと思っています。

 

私は、幸いにも相性のいいお手入れ屋さんと

仕立て屋さんに出会ったおかげで

背伸びしないきものライフを続けていられると感謝しています。

 

先日も相談に伺いました。

何度か着たきものでしたが、

どうもそのきものは着た時に収まりが良くない。

和裁士さんに見ていただいたところ

「肩かぶり」という状態でした。

 

肩の部分で裏地が引けてしまっていたのです。

着物地はとても気に入っているのに

着たくなくなったその原因がわかってスッキリ!

おそらく試着では気が付けない着心地の違いでしたが

自分の違和感に自信?になりました。

 

知識がない私達が信頼できる方と出会うまでには

失敗もある、ある。

だから、その方には相性ぴったりでも

自分に合うとは限りませんから

ご紹介する、されるには慎重になります。

ただ料金の違いだけではありませんよ〜。

 

いいお手入れサポーターと出会えるといいですね〜♪

*最後までおつきあいありがとうございました。それではまた〜*

 

この記事を書いた人

黒石直子

たくさんのありがたいご縁をいただき、東京大田区を中心に出張着付け師として活動してまいりましたが、誠に勝手ながら2023年9月よりリピーター様とそのご紹介様に限り着付けのご予約を承らせていただいております。ご理解いただけますようお願い申し上げます。

“心も身体も軽やかに“
古いものを活用して気軽な着物や手仕事、珈琲、抹茶、中国茶、紅茶、薬草茶、を楽しみながら、南久が原の自宅一階レンタルスペースでミニイベント・ワークショップなどで交流を愉しんでいます。お喋り喫茶室きもぷらも不定期開催中。マンツーマン着付けレッスンも引き続きご予約受付しております。それぞれご興味湧いた時にお問い合わせください。お会いできる日を楽しみにお待ちしています。

<一級着付け技能士 美容師免許>