こんばんは。きものぷらねっとです。
先日、日本橋馬喰町にある「ギャラリー編ム庫」さんで
「雪国と南国の手事」という上映会があり参加してきました。
「郷土映像ラボラトリー」さんの映像より
福島県昭和村の「からむしと麻」と
「奄美の泥染」の2本の上映でした。
約30年ほど前に記録された映像です。
地機織りのからむし織りや泥大島、
貴重な布が出来るまでの驚愕伝統技に
ぐっと惹きつけられました。
機械化が進んだ今、生産性を考えると
産業としては成り立たないので
いわゆる伝統技術保存を目的として
趣味のようにしてでも後世に伝えていくしかない
と考えているとお話ししてくださった
会津学研究会代表の菅家博昭さんの言葉が印象的です。
布に対する思いがぐっと熱くなったひとときでした。
アムコさんでは、毎月ギャラリーの企画に沿った
「郷土映像ラボラトリー」さんの上映会が
行われていて映像を観て作品に触れて
人が出会い語らう場にしていきたいとの思いがあるそうです。
ギャラリー2階は大きな場所ではありません。
20人で一杯になるほどですが、
つくり手の方からお話を伺ったり上映後の語らいの場として
温もりを感じられるところでした。
毎月上映会は予定されるようですので
チェックしてまた参加してみたいと思いました。