こんにちは。

きものぷらねっとの、おそのです。

一日中ず〜〜っと雨降りday 〜

風がないので、ひたすら一直線に降り落ちる雨、雨、雨。

台風18号の影響も心配ですが

こんな日は出かける予定をやめて

やりかけのことを家の中でポツポツと

一つずつ片付けてしまう,そんな日に。

 

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雨に打たれてピカピカに見えている庭の木

 

ところで、着物を着始めると気になるお洗濯のこと。

 

洋服の生活では、「着たらすぐ洗う」というのが当たり前の今です。

スーツでも自宅で洗えるものが出ているんですものね。

 

自宅で洗える着物が人気の理由もわかります。

 

普段着でも自分で洗い張りする、仕立てることが

普通にできない今はほんとお手入れ費用がかかります。

 

例えば、アクシデントで

水性のものが着物についてしまった時

慌てて濡れたおしぼりや、タオルなどで拭き取ってしまたり、

擦ってはいけないから,ハンカチで

トントン叩くとかしてしまいませんか。

 

それは、しないほうがいいらしいです。

 

後でプロがお手入れしてシミは取れても

表面の毛羽立ちは残ってしまうそうです。

正絹はデリケートなんですね。

 

ティッシュで水分を吸い取るぐらいの感覚が

布地を傷めない応急処置になるようです。

 

少しの食べこぼしや半襟のファンデーション、

袖口の皮脂汚れは、もう仕方ないですね。

 

そんな油性の汚れは,リグロインを使って

自分でお手入れしています。

 

せめてそれくらいは自分でね。

 


私の母はベンジンを使っていました。

今私は、輪ジミになる心配が少なくて

使いやすいということでリグロインを使っています。

 

 

そして、着たあとに汚していないかチェックすることは

大事ですね。

着物を畳む時には、よ〜く見ることね。

 

雨や汗など乾くと見えない汚れも意識して

もうしばらく着ないと思ったらプロの方の目で

しっかり見てもらったら安心です。

 

古くなった汚れほど落とすのに手間=費用がかかるんですから。

早いほうが絶対にい〜い!

 

そんなことを頭の隅っこに置いておけば

あとは汚れることにビクビクして着るなんて

つまらないので、楽しく着てしまいましょうね( ´ ▽ ` )ノ

 

たかはしきもの工房の高橋和江さんの著書『着物周りのお手入れ 決定版』は

着物初心者には心強い味方になってくれる本だと思います。

 

方法、考え方はいろいろあると思います。

そのなかの一つとして知っておくと

着物がまた一歩、みじかに感じられるような本だと思います。

 

恐々だったお手入れに少しの自信がつくかもしれません。

大人気ですものね!

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

この記事を書いた人

黒石直子

たくさんのありがたいご縁をいただき、東京大田区を中心に出張着付け師として活動してまいりましたが、誠に勝手ながら2023年9月よりリピーター様とそのご紹介様に限り着付けのご予約を承らせていただいております。ご理解いただけますようお願い申し上げます。

“心も身体も軽やかに“
古いものを活用して気軽な着物や手仕事、珈琲、抹茶、中国茶、紅茶、薬草茶、を楽しみながら、南久が原の自宅一階レンタルスペースでミニイベント・ワークショップなどで交流を愉しんでいます。お喋り喫茶室きもぷらも不定期開催中。マンツーマン着付けレッスンも引き続きご予約受付しております。それぞれご興味湧いた時にお問い合わせください。お会いできる日を楽しみにお待ちしています。

<一級着付け技能士 美容師免許>