こんにちは、おそのです♪

「きものを虫干しするなら今ごろがいいんでしょ?」

「やっぱり、虫干ししないとダメかしら?」

 

「風通ししたほうが、きものは喜ぶでしょう!」

「きもの用のハンガーじゃなきゃだめかしら?」

「洋服用ハンガーでもしないよりは断然いいと思うわ〜」

 

「あ〜!でも、畳み方がわからないから広げるのが怖くてできない!」

きものはほとんど着ることがない友人と久しぶりに会ったときの会話。

わかります〜〜〜!

私も娘時代は母に着せてもらい、脱皮したように脱いだ後はどのようになっていたか

ほとんど知らずいつの間にかタンスに入っていたんです。

すべて母任せでしたから。

 

自分で着てみようと思ったときに、恐る恐る畳紙を広げて

畳まれたきものを覗きこむようにして見ていましたもの。

 

同じような形に戻せるか不安でしたから、大きく動かせないんですよ。

 

でも、何度か覗いているうちに大胆になって、ある日一折りずつ確認しながら広げてしまった。

「あら!きものって折り線が付いているから、その通りに畳めばいいんだわ!」と判明。

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ただ失敗も〜。

覗き見していたときに袂に変な折しわをつけてしまっていたんですよ〜!

引き出しから出し入れの時も斜めにすると余計なしわがつく。

着物を自分できるようになるなんて思ってもいなかった頃。

 

きものを畳む作業は、こころが整うように。

毎日の洗濯物も同じに感じます。

気持ちが落ち着いているときはキレイに畳めている。

 

たたみながら落ちつくときもあるような。

 

汚れや傷みをみつける作業でもありますよね。

 

衣紋のところきれいな三角できていますか?

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衿先までまっすぐに二枚がキチンと重なっていますか?

(写真は少しずらしています。)

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布地にたるみがないように。

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綺麗にたためても、タンスの引き出しに入れるまで気は抜けませんよ。

引き出しにパンパンにいれてしまうと、変なシワができてしまうのは洋服と同じ。

 

虫干しの日は女子にとって、ちょっと楽しみなイベントでもあったような。

きものは眺めているだけでも楽しいもの!

 

畳むのも怖くないですよ〜。

 

風を通して気持ち良く、きものとお付き合いしましょう♪

 

*今日も最後までおつきあいありがとうございました。それではまた〜*

 

この記事を書いた人

黒石直子

たくさんのありがたいご縁をいただき、東京大田区を中心に出張着付け師として活動してまいりましたが、誠に勝手ながら2023年9月よりリピーター様とそのご紹介様に限り着付けのご予約を承らせていただいております。ご理解いただけますようお願い申し上げます。

“心も身体も軽やかに“
古いものを活用して気軽な着物や手仕事、珈琲、抹茶、中国茶、紅茶、薬草茶、を楽しみながら、南久が原の自宅一階レンタルスペースでミニイベント・ワークショップなどで交流を愉しんでいます。お喋り喫茶室きもぷらも不定期開催中。マンツーマン着付けレッスンも引き続きご予約受付しております。それぞれご興味湧いた時にお問い合わせください。お会いできる日を楽しみにお待ちしています。

<一級着付け技能士 美容師免許>